多趣味なしるみの悪趣味

あざらしだいすき

嫌いじゃない雨と好きじゃない春

 

 

 

 ピカピカの快晴より、曇っていたり、小雨の方が良かったりします。うん、嫌いじゃない。ひねくれてるのかな、春は好きじゃないし。別れが苦手なのよ☁️

 

 母はよく言います。「これからどんどんあったかくなる春が好き!日ものびるし、花も咲くし」と。母は春が好きらしいです。

 私も、別に嫌いな訳ではないのです。暖かいことも、桜が見れることも、嬉しいことです🌸

 ただやっぱり、春の匂い。遠くに夏があるような暖かい風がふわっと肌に触れる感じ。これで毎年泣きそうな気分になる。goodにもbadにも高揚する。

 

 

 どんなに嫌なコミュニティでも、別れが来る頃には別れが惜しくなり別れの儀式で誰よりも感情が昂る。小中高の卒業式ではみんなの心が浮ついてる校長先生の話の時には既に私の顔は無惨な涙色でしたし。

 

 

 恋愛でもさ、別れって、本当に辛いですよね。自分で言うのもなんですけど、私は恋愛にどっぷり浸かるタイプの女なので好きになったら嫌いになることないんですよね。だから私から別れを切り出すことはなく、大体は相手から切り出されるから私の気持ちだけ取り残されたままお別れすることもしばしば。

 そんな私なので、好きだった相手を嫌いになる瞬間?好きって感情がなくなる瞬間?ってどういうものなんだろうと。多分一生答えが分からないまま好きな人に恋をして死んでいくんだろうけど、ね。知りたいんですよね。

 

 

 「価値観の違い」ってのはよく聞きますね。男女間でもそうだし、バンドにもよくある。まあ、たしかに出会った頃には通じ合っていたことも、ずっと一緒にいる間に気づく価値観の違いってあるよな。あるある。

 ただまあ、私の価値観はぐにゃぐにゃなので、好きな相手にハマる価値観にいくらでも変形させられる。メンヘラとか依存とか言われればそれまでなんですけど、誰がなんと言おうとこれが私の幸せなのだ。

 価値観ってのも、いろんな価値観があって、金銭感覚とか、友達付き合いとか、衣食住とか、浮気のボーダーラインとか。

 

 

 って、書き出してるうちに気づいたんですけど。私の価値観ぐにゃぐにゃとはいえ、やっぱり譲れないモノはあるなあ笑 その譲れない部分でズレが生じてくるのか。そうか…

 

 

 ともあれ、ずっと好きで一緒にいた、これからも一緒にいたかった相手との別れは本当に辛い。これまで自分がどうやって乗り越えてきたのか忘れてしまった。

 なにも、コミュニティからの卒業や男女の別れだけじゃない。ある日突然、人は死ぬ。呆気ない。どんな別れも、心の準備をしていたから辛くなくなる訳ではないけど、突然死んでお別れになっちゃうのはほんと不本意だよね。悲しい。悲しいのは嫌。お別れは悲しい。だから、お別れは嫌。

 

 

 深掘りしすぎたけど、そんな訳で春は別れの季節の象徴だからあんまり好きじゃない。まだ気が早いけど、直に春が来る。その頃私は、やっぱりどことなく気分が落ち込んでいるんだろうな。

 

 

 なんでこんなこと考え始めたかって、唯一カップルYouTuberで推してたえむれながお別れしたっていうの聞いてなんだかすごく寂しくなっちゃって。気持ちを整理するために、したためてみました。

 

 

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 今年もまた、春が来るんだね🌸